【介護初心者必見】介護士がおすすめする仕事に適した靴をご紹介!

介護

介護の仕事をするのに、どのような靴がいいのかわからない?

最初は安くて履きやすい靴がいい。

かわいい靴がいいけれど、職場によってダメな靴はあるのかな?

結論から言いますと、介護の仕事は歩くことが多いので、軽くて疲れにくい靴が良いです。
職場によって、足にフィットしている靴が良かったり、脱ぎ履きしやすい靴の方が便利だったりします。

浴室など床が濡れているところでの介助は、滑りやすく転倒の危険性があります。
トイレでの介助では、排せつ物で靴が汚れることもあります。

いろいろな状況を考えて、仕事場に合った靴を選ばれると良いでしょう。

こちらでは、「介護の現場と靴との関係」「おすすめの靴」を、わかりやすく解説していきます。
選ばない方が良い靴」「介護士がおすすめする靴」も合わせてご紹介します。

職場別におすすめの介護靴を使いやすさについて、良くない点も合わせてわかりやすく紹介していきます。

エメ<br>
エメ

この記事を書いている私のことを簡単にお話します。介護歴は約8年で、特別養護老人ホーム、グループホーム、介護老人保健施設、小規模多機能型居宅介護、有料老人ホームで介護の仕事を経験しました。正職員と派遣社員で働いたことがあります。複数の職場を経験することで、介護とは何かを理解できるようになりました。介護の現場で経験したことをわかりやすくご紹介していきたいと思っています。

介護のことを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>介護とは何だろう?介護の定義・具体的な仕事内容や魅力・職場の種類について解説!

今回の記事を読むことによって、初めて介護の仕事をするときに、どのような靴を選べば良いかがわかるように丁寧に解説しました。

施設によって履いてはダメと言われてしまう靴のお話もしますので、続きをご覧ください。

介護の現場と靴との関係

職場によって適した靴が違う

介護の職場は大きく分けて、施設内だけで仕事をするか、施設と訪問の両方の仕事がある場合とがあります。

施設内だけの仕事場には、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「グループホーム」などがあります。
身体介助が多くなるので、履いていて疲れにくく、床が濡れていても滑りにくい靴がおすすめです。

施設と訪問の両方がある仕事場には、「訪問介護」「小規模多機能型居宅介護」「デイサービス」などがあります。
訪問や送迎のとき、ご利用者様宅に入る場合がありますので、脱ぎ履きがしやすく、汚れにくい靴が良いです。
身体介助をするときには安定感に欠きますので、気を付けて介助をして下さい。

介護の職場の種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>介護の仕事ってどんな種類があるの?介護業界の職種をわかりやすく解説!

履きやすい靴とは

履きやすい靴とは、「足のサイズが合っている」「足の幅が合っている」「かかとがきちんと固定されている」「ベルトなどで幅の締め付けができる」「靴の素材が固すぎず柔らかすぎず丁度よい」のことを言います。

仕事で長時間、履き続けますので、ご自身に合った靴を選ばれると良いでしょう。

選ばない方がよい靴

選ばない方がよい靴とは、安全性に欠ける靴のことを言います。
かかとが安定していない「スリッパ」「クロックス」や、「ひも靴」はひもがほどけるとつまずくので選ばない方が良いでしょう。

靴の色は、派手な色は避けた方が無難です。
かわいい靴も、私が働いた施設では禁止のところが多かったです。
施設によっては、白色のみとか白地ベースの靴だけOKというところもあります。

おすすめの靴

安定感のある靴

安定感のある靴とは、かかとが高すぎない靴のことを言います。
かかとが高いと歩いているときに、足をくじいたり滑ったりして危険です。

かかとの高さは、2~3㎝が足が疲れずに歩きやすい高さです。
かかとの高さが5㎝以上あると、転びやすくなり危ないので控えましょう。

疲れにくい靴

疲れにくい靴とは、足の形に合ったクッションが入っている靴のことを言います。
固すぎず柔らかすぎず、程よい硬さのクッションが入った靴が歩きやすいです。

立ち続けたり、歩き回る仕事をしている場合、靴にインソールを入れると足が疲れにくくなります。
立っていると足に全体重がかかるので、足を保護するためにも靴選びは慎重におこないましょう。

軽くて動きやすい靴

軽くて動きやすい靴を選ぶと、足が疲れにくく、長時間の仕事にも耐えられるでしょう。
靴底が厚くて重い靴は、足に負担がかかり疲れやすくなります。
軽量化されている靴を選ぶと、軽いので足への負担が軽減されるでしょう。

滑りにくい靴

施設には、浴室など床が濡れている場所はたくさんあります。
身体介助をするのに滑ると、転倒のリスクがあり非常に危険です。

滑りにくい靴を選ぶには、「ゴム素材の靴底」の靴を選ぶと良いでしょう。
靴底に溝があると、グリップが効きやすいので滑りにくいでしょう。

汚れても拭き取れる靴

排せつ介助など、靴が汚れることがあり、白系の靴だとより汚れが目立ちます。

汚れに強い靴の素材は、「ラバー素材」つまりゴム系の素材です。
汚れたときでも拭き取れば、簡単に汚れが落とせます。

選ばない方が良い靴(時と場合による)

ハイヒール(厚底シューズ)

ハイヒールは歩くときに安定しにくいので、転倒のリスクがあります。
厚底シューズも、地面と足の距離が離れているので、バランスが取りにくいです。

背が高く見えるので人気がありますが、安全面から考えると履かない方が良いでしょう。

ひも靴

ランニングシューズなどのひも靴は、軽くて履きやすいので人気があります。
しかし、ひもがほどけてつまずくと、転倒する恐れがあります。

足幅の締め付けには、ひも靴ではなくマジックテープの靴を選ぶ方が良いでしょう。

サンダル(クロックス)

サンダルやスリッパは、かかとが安定しないので、バランスを崩して転倒する可能性があります。
クロックスもある程度はかかとは安定しますが、靴ほどの安定感はありません。

私が特別養護老人ホームで働いていたときに、クロックスを履いているスタッフがいました。
ベテランだと慣れていて大丈夫なのでしょうが、新人の方は避けた方が良いと思います。

しかし、入浴介助など濡れる場所での仕事では、クロックスやサンダルを履いて仕事をしていました。
ゴム素材なので、滑りにくいのは確かです。

介護士がおすすめする靴をご紹介

介護の仕事に適した靴の解説をしてきましたが、どのような基準で選べば良いかお分かりいただけましたか。
ここからは、介護士がおすすめする靴をご紹介していきたいと思います。

第1位 NURSERY 2Wayデイリーシューズ


安定感のあるヒールカップ式のかかとが、履きやすいと人気です。

第2位 ミドリ安全 ケアセフティ作業靴


靴の側面はメッシュ素材で通気性が良く、靴底には合成ゴムを使用して滑りにくくなっています。

第3位 シスターモード モスファイン


通気性抜群のメッシュ素材で足のむれを減らし、エアクッションが足の衝撃やわらげ、長時間履いても疲れにくいです。

まとめ

介護の仕事は、長時間歩き回るので、靴の大切さがおわかりいただけたでしょうか。

履きやすい靴とは、「靴が足のサイズや幅に合っている」「かかとがきちんと固定されている」「ベルトなどで締め付けが調整できる」「靴の素材が固すぎず柔らかすぎず丁度良い」ことを言います。

仕事で長時間、履き続けますので、ご自身に合った靴を選ぶようにしましょう。

おすすめの靴は、「かかとの高すぎない安定感のある」「足の形に合ったクッションが入っていて疲れにくい」「軽量化されて動きやすい」「靴底がゴム素材の滑りにくい」「汚れたときにも拭き取れるラバー素材の靴」が人気です。

安定の悪いハイヒールやほどけたら危ないひも靴、かかとが安定しにくいサンダルは避けた方が良いでしょう。

安い靴だと2000円台のものがありますが、滑りにくく履きやすい靴だと4000~5000円くらいが相場です。

介護職は清潔なイメージの職場なので、靴や制服は白系がメインの職場が多いです。

管理者にも寄りますが、派手な色を容認する職場はあまりないと思います。

靴で1日の疲労度が変わるくらい重要なので、慎重に選んで下さい。

安いだけで靴を買ってすぐにダメになって、「もっとしっかりした靴を買っておけば良かった」と後悔をすることがないようにしましょう。

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