腰が痛いけれど、どの腰痛ベルトを選べば良いか教えて欲しい。
腰痛ベルトとコルセット、骨盤ベルトの違いは何かな・・?
腰痛ベルトの正しい付け方を教えて欲しい。
今回はこのような質問にお答えします。
結論から言いますと、腰痛ベルトの選び方は「どのくらい腰が痛いのか」「腰のどこに付けたいのか」「どのような時に付けたいのか」によっておすすめのベルトが変わります。
「どのくらい腰が痛いのか」での選び方は、腰の痛みが強いのならば、幅が広くて硬い素材のベルトがおすすめです。
たまに腰が痛くなったときに付けるのであれば、幅が狭くて柔らかい素材で作られたベルトが使いやすいです。
「腰のどこに付けたいのか」での選び方では、おへそから骨盤にかけて付けたいのであれば、腰痛ベルトを選びます。
骨盤からお尻の1番ふくらんだところに付けたいのであれば、骨盤ベルトを選びます。
「どのような時に付けたいのか」での選び方では、重い荷物を持つときだけとか、身体が疲れて腰が痛くなってきたときだけ付けるのであれば、付け外しがしやすく動きやすい幅が狭くて柔らかいベルトがおすすめです。
ゴルフやランニングなどのスポーツをするときに付けるのであれば、スポーツ用のベルトを選ばれるとよいでしょう。
こちらでは、「腰痛ベルトの選び方」「おすすめの腰痛ベルト」を、わかりやすくご紹介していきます。
「腰痛ベルトの基礎知識」「腰痛ベルトの正しい付け方」も合わせてご紹介します。
この記事を書いている私のことを簡単にお話します。介護歴は約8年で、特別養護老人ホーム、グループホーム、介護老人保健施設、小規模多機能型居宅介護、有料老人ホームで介護の仕事を経験しました。正職員と派遣社員で働いたことがあります。複数の職場を経験することで、介護とは何かを理解できるようになりました。介護の現場で経験したことをわかりやすくご紹介していきたいと思っています。
介護のことを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>介護とは何だろう?介護の定義・具体的な仕事内容や魅力・職場の種類について解説!
今回の記事を読むことによって、どのような時にどの腰痛ベルトを選べば良いかを、丁寧に解説しました。
おすすめの腰痛ベルトランキングもご紹介しますので、続きをご覧ください。
知っておきたい腰痛ベルトの基礎知識
腰痛ベルトの他の名称
「腰痛ベルト」には、「腰サポーター」「コルセット」などいろいろな呼び方があります。
付ける位置や用途が違う「骨盤ベルト」「ガードル」などもあります。
腰を保護する器具に、腰痛ベルトがあり、腰サポーターと言うときもあります。
一般的に、非医療用の腰を補助するベルトのことを言い、2つはほとんど同じ器具のことを指します。
コルセットは通常、医療用の腰ベルトのことを言うことが多いです。
医師の診断で、予防・治療のために保険適用で購入できることもあります。
骨盤ベルトは、骨盤のゆるみやゆがみ、開きなどを保護する器具のことを言います。
特に、動きやすさを重視する場合や、妊婦さんが付けるベルトとなります。
ガードルは、腰からお腹、お尻まわりのラインをきれいに見せる下着のことを言います。
下半身を整えるだけでなく、下半身の冷え対策などの保温効果もあります。
腰痛ベルトを付けたときの効果
腰痛ベルトを付けたときに、「痛みを和らげる」「腰の可動域を制限する」「付けていて安心する」の効果があります。
重い荷物を持ったり、長い時間同じ姿勢でいると、急に腰が痛くなるときがあります。
腰痛ベルトを付けることで、腰を固定して痛みを和らげることができます。
ぎっくり腰などで腰の痛めると、少し動かしただけで腰が痛くなるときがあります。
痛いところを動かさないように、可動域を制限する腰痛ベルトを付けると、痛みが軽減します。
慢性の腰痛を持っている方は、いつ腰痛に襲われるか心配になります。
腰の筋肉が弱い方も、いつも腰が痛いと悩んでいることがあります。
腰痛ベルトを付けることで、筋肉が補強され腰の痛みが和らぎます。
腰痛ベルトはあくまで補助器具なので、腰の痛みは和らぎますが、治ることはありません。
腰の筋肉を付けることで、腰痛が起きないようにすることが大切です。
痛みが治らなければ、医師の診断を受けるようにして下さい。
腰痛予防のトレーニングを知りたい方はこちらをご覧ください。
>>腰痛防止に役立つ!自宅で簡単にできる筋力トレーニングをご紹介
腰痛ベルトの幅と硬さ
幅の広さ
腰の痛みが強くて少しでも動かすと痛いという場合は、ベルトの幅が広い方が固定力が強く、腰の可動域をが制限されて、痛みが軽減されます。
しかし、固定されている幅が広いので、日常生活をおこなうときに身体が動きにくいので、不自由を感じるでしょう。
日常生活に不自由なく、少し腰のサポートが欲しい方には、ベルトの幅が狭いものをおすすめします。
少し腰に違和感があって、ベルトをすると痛みが治まるのなら、付け外しがしやすく持ち運びがしやすいサイズが良いでしょう。
硬さと素材
腰の痛みが強くて身体を動かしたくない場合は、固定力が強い硬いベルトを選びましょう。
補強素材などが入っている「ハードタイプ」のベルトなら、腰まわりをしっかりガードします。
日常生活やスポーツなど、身体を動かすのに違和感なく使いたい場合には、柔らかい素材で作られた「ソフトタイプ」のベルトがおすすめです。
メッシュ素材のベルトなら、長時間付けていても通気性が良く、熱がこもりにくいです。
腰痛ベルトの選び方
痛みが強く腰を動かしたくない場合
ベルトの幅が広く、背中側に補強素材が入っていて素材が硬い腰痛ベルトをおすすめします。
身体のラインが合って、腰回りがすべて覆われるようにフィットしていると、腰がしっかりと固定されて痛みが軽減されます。
日常生活やスポーツなど動きのある生活に使用する場合
ベルトの幅は痛みの部分のみを覆う、できるだけ狭く伸縮性のある素材の腰痛ベルトがおすすめです。
腰を支えながら幅が短いことで動きやすく、日常生活でも快適に過ごしやすいでしょう。
仕事などで長時間装着する場合
メッシュ素材で通気性の良い、柔らかい腰痛ベルトを選ぶと、長時間でも蒸れずに付けられます。
デスクワークなど腰にそれほど負担がかからない場合は、ベルトの幅が狭い伸縮性のあるものを選ぶと良いでしょう。
ご自身の身体にフィットしたサイズを選ぶことで、腰痛ベルトが最大限の効果を発揮してくれるでしょう。
おすすめの腰痛ベルトランキング
腰痛ベルトの解説をしてきましたが、どのような基準で選べば良いかお分かりいただけましたか。
ここからは、おすすめの腰痛ベルトをご紹介していきたいと思います。
第1位 Lore Life 「ハードタイプ」腰痛ベルト
強い腰の痛みにもしっかり固定されて、腰の負担を大幅に減らします。
第2位 Life Mart 「メッシュ素材」腰痛ベルト
メッシュ素材で蒸れにくく、しっかりと固定されるので腰が安定します。
第三位 和洋良品館 「ゴム素材」骨盤ベルト
ゴム素材なので、きつく縛ることでしっかりと固定することができます。
腰痛ベルトの正しい付け方
腰痛ベルトの正しい付け方は、ベルトの上部がおへそで、中心部から下部が骨盤にあたるように付けます。
お腹をへこませてしっかり巻くと、腹圧が高まって腰回りが固定され、腰が十分に保護されます。
ベルトをきつく巻き過ぎると血流が悪くなり、ゆる過ぎると腰痛ベルトの効果が得られません。
時間が経つとベルトの位置がずれるので、こまめに巻き直すと良いでしょう。
なぜ腰痛になるのかを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>【介護職の悩み事】腰痛の原因と予防対策について解説!
まとめ
腰の状態によって、腰痛ベルトの選び方が変わることがおわかりいただけたでしょうか。
腰の痛みを和らげるのか、腰の可動域を制限するのかによって、どの腰痛ベルトを付ければ良いのか決まります。
腰に強い痛みがある場合は、ベルトの幅が広くて硬い素材のものを選ぶと、腰がしっかり固定されて痛みが軽減されます。
日常生活やスポーツなど身体を動かす場合は、ベルトの幅が狭くて柔らかい素材のものを選ぶと、身体に違和感なく快適に保護されるでしょう。
仕事など長時間ベルトを付ける場合には、メッシュ素材で柔らかいものを選ぶと、かぶれにくくおすすめです。
腰痛ベルトは必要なときにだけ付けるようにして、必要でないときには付けないようにしましょう。
腰の筋肉を鍛えて腰の痛みをなくし、腰痛ベルトを使わないようにして、慢性的な腰痛をなくしましょう。
腰の痛みを我慢して、「無理をしなければ良かった」と後悔をする前に腰痛ベルトを使いましょう。
腰の痛みが治らなければ、医師の診断を受けるようにして下さい。
コメント